
こんばんは、草太です。
思ったより長い文章になってしまいました。どうぞ。
今朝は9時半頃に目が覚めまして、特にお腹も空いていなかったのでサッとSNSを見ていました。
その時にふと、「瞑想してみよう」って思ったんです。
そして実際に感じたことを書いていきます。ご参考までに。
ベッドの上に胡坐をかいて腕もだらんと脱力し、目を閉じて、なるべく静かにゆっくりと呼吸をしてみました。
耳に入ってくるのは、外を走る車のエンジン音と壁に掛けてある時計の音と、自分の呼吸の音だけです。
そして極力、自分の呼吸の音にだけ集中してみました。空気をゆっくり吸って、肺が満たされていくのを感じます。
肺の壁に空気が当たるのを感じるくらいに集中することが出来た気がします。
このあたりで、右耳がむず痒くなってきました。でも触りません。
「あ、痒い」と少し思ったと同時に、手の指先や足の裏に血が流れていっているのを感じたような気がしました。
血の流れを感じてすぐ、目を覆っているまぶたにも血が通っているのが見えた気がしました。
ここから少しの間(多分実際は数十分間)まぶたの裏を眺めていました。湖面のようにゆらゆらと視界が動いています。
しばらくして、「死んだらこれ止まっちゃうのかな」と寂しい気持ちになりました。
そして間もなく、最近会えた友達の姿がたくさん浮かんできました。
その時の会話が再生されています。他愛もない話です。
とある男友達が「俺いつか居酒屋とか自分で店持ってみたい」と夢を語っているシーンが再生されました。
それを皮切りに、他の友達が夢を語っているシーンが次々と再生されていきました。
めちゃくちゃポジティブなエネルギーを感じて、ワクワクして実際に自分の身体が少し震えていた気がします。
そして何人もの友達の夢が再生され、最後に現れたのは自分自身でした。
僕は彼に「将来の夢は何ですか」と話しかけました。
話しかけたと同時に、僕と彼が入れ替わって僕が答える側になりました。
僕は自分の夢を語りました。
すると、さっきの友達の夢が見事に叶っているシーンが次々と再生され始めました。
例えばさっき登場した男友達の店はめちゃくちゃ繁盛していました。
いくつもの夢が叶っているシーンが再生され、とんでもなくポジティブなエネルギーを感じました。
しかし、さっきのように最後に自分が現れることはなかったんです。
俺の夢は叶わないってことか…?
と不安になったのですが、この時はすごく冷静になることができて、何が足りないのかを考察していました。
ここら辺から、閉じているまぶたの向こう側、現実の世界の事を思い出しました。
俺が今考察していたことは実際に行動に移せるんだろうか。
そんな勇気が俺にあるんだろうか。
上手くいくだろうか。
現実の事を考え始めた途端に不安はどんどん大きくなっていきました。
呼吸も浅くなっていたかもしれません。
でももう一度、最初のようにゆっくりと呼吸をしてみると、また冷静になれて、
まずは一歩だけ、半歩でもいいから頑張ってみよう
という気持ちで現実の世界を意識できるようになりました。
まだ目は閉じたままです。
この目を開けたら、
世界は今までとは違うように見えるんだろうか。
自分の表情は変わっているだろうか。
ちゃんと一歩を、半歩を踏み出せるだろうか。
目を開けるのがめちゃくちゃ怖かったです。
とても充実した時間を過ごしていたので、また現実に引き戻されるんじゃないかっていう恐怖です。
ここで目を開ける覚悟を決めるまでに結構時間がかかった気がします。
そしてついに、
足がしびれているのを感じて「自分は生きている」と確信が持てた時に、覚悟が出来ました。
思いっきり目を開きました。
たまたま正面が鏡だったので自分と目が合い、さっき自分自身と話をしたシーンが一瞬フラッシュバックしました。
立ち上がった瞬間、一気に血が全身を巡ってじんわりと汗をかいていました。
時計を見ると、2時間も経っていました。
これが僕の初めての瞑想体験です。
これを瞑想と呼ぶのかは怪しいですが、非常に貴重な体験をしました。
ふとしたときにまたやろうっと。
したっけね~
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